これでもう一人じゃない!?

テレワークや在宅勤務で、静かな部屋で誰にも邪魔されずただ一人黙々と作業をしていると、集中力が高まりそうなものですが、例えば突然時計の秒針やパソコンの動作音が気になり始めたら最後、もうそれが気になって集中できなくなったりしませんか?

お気に入りの音楽をかけて、気分もノリノリで作業も捗るなんて人もいらっしゃるでしょう。
そのうち音楽に集中しすぎて、仕事が手につかないなんてことになったりならなかったりもしますよね?

そんな場合におすすめかもしれないのが、環境音です。

環境音とは

街の騒めきや、山や川の自然の音など、我々を取り巻くまわりの状況が発している音のことです。

それらはそこに居れば当たり前のように聞こえているけれども、目立った騒音でもなければ実は気になりにくく、むしろ全く音のない状況よりも集中を高めるとの研究もあるようです。

今日では、ググればたくさんの種類の環境音を聞くことができます。

そのなかでも今回ご紹介するのは、とりわけ在宅勤務に適してそうなものです。

– 英語サイト

「I Miss the Office」は英語のwebサイトですが、英語を読む必要は一切ありません。
「オフィスが恋しい」という意味。

使い方はいたって簡単、次の図の通りです。バーチャル同僚

環境音を再生すると、設定した人数に応じて、まるでオフィスにいるかのような音がします。
キーボードを叩く音や、咳払い、フロアを移動する足音など。
人数が増えてくると、鼻歌を歌いだすヤツや、なにか遊び始めるヤツがでてきたりするようです。

また、画面内のオブジェクトをクリックすると、それにちなんだ音を手動で再生することもできるみたいです。
ウォーターサーバーだと水が注がれる音がする、など。

これにより、あたかもオフィスで仕事している雰囲気が醸し出されるので、独りで黙々と作業をしなければならなくとも、周りに誰かがいるような雰囲気を感じることができ、集中力を高めることができるかもしれません

ただし、話しかけても誰も答えてくれないので、残念な気分にならないように不用意に話しかけたりしないでください。

逆に、独り言をどれだけ発しても誰も不快に思いませんので安心してください。

また、再生するスピーカーがショボい(980円とかの低音域がほとんど鳴らない)やつだと、臨場感が明らかに低くなりますのでご注意ください。

そんなわけで、どんな環境音が自分に合ってるかを模索するのも楽しみかもしれません。

もちろん、無音が一番!という方がいてもおかしくありません。

ご自分に合った方法でお仕事をなさってください。

くれぐれもアリバイ工作なんかには使わないように。

最後に、

無音だと耳鳴りがする方は、ぜひとも環境音をお試しください。
滝の音とか、おススメです。