スマホで雨通知

7月10日に四国地方も梅雨明けとなり、今年もいよいよ猛暑がやってまいります。
遅ればせながら、今回はスマホで特定の市区町村または現在地（位置情報から取得）に、雨雲の接近をお知らせするアプリのひとつを紹介します。

雨雲の接近をお知らせする機能の付いた天気予報のアプリもたくさんありますが、今回ご紹介するのは「アメミル」というアプリです。
アメミルの雨雲の接近をお知らせする機能を「雨通知」といいます。
筆者もこのアプリが登場した2014年から雨通知のために使っています。
以下は執筆時点での内容となります。
※要ネットワーク（インターネット接続：LTE・3G、またはWi-Fi）

アメミル

iOS版とAndroid版があります。
制作会社様はiOS版に注力しているようで、iOS版の方にはAI予測や衛星俯瞰モードなど先鋭的な機能が搭載されているようですが、当店ではiOS端末の取扱いがないので、今回はAndroid版でご案内します。

以下の内容は両OS版の共通要素となるようです。

基本無料で、現在（に近い5分単位）から、過去1時間の気象庁の降雨レーダー画像が5分間隔で地図上に合成されて表示されます。
雨通知は、登録地点または現在地（要位置情報）に対して、1時間以内に雨が予想されると、音プッシュ通知する機能です。（雨通知も無料）
3D（AR：拡張現実）モードでは、周囲10kmの降雨情報を元にしたアニメーションをカメラの映像に合成して表示することができます。
（今降ってる雨は目の前で見れるので、この先1時間を見れる月額会員向けの機能ですね・・・。）
月額会員になると1時間先までの予測と3DモードでのGPS追従機能が使えるようになります。
3Dモードで撮影した画像をツイート（Twitter）すると、月額会員機能が当日無料になるそうです。

インストール

こちらがAndroid版のアメミルのアプリストア画面

初回起動と雨通知の設定

初回起動時の画面の流し方から、雨通知の設定までをご案内します。

初めて起動すると、利用規約が表示されるので同意します。
機能概要が表示されます。
画面を左にスワイプしてページをめくり、最後に「アメミルをはじめる」をタップします。
メイン画面が表示されたら、左下のメニューアイコンをタップします。

ちなみに画面の左右端にある三角でデータの時刻を変更できます。
※過去1時間は無料で、次の1時間予測は月額会員の機能です。
メニューが開くので、雨通知をタップします。
初回の場合は地域の設定画面が開きます。
端末の位置情報（GPS）が有効になっている場合は、「現在地を検索」で現在地が参照されます。
試した端末では「徳島市」までしか出ませんでしたので、少々面倒ですが今回はリストから選択します。
徳島県→徳島市→沖浜一丁目と選びます。
※徳島バイパス店の場合
選び終わったら、右上の「次へ」をタップします。
地点名が、先ほど選択した地域になっているはずです。
左上のアメミルのアイコン部分（<部分）をタップすると、メイン画面に戻ります。
項目「通知する雨」以下の内容は適宜変更して下さい。

例えば、強い雨の時しか通知が要らない場合は「強い雨だけを通知する（30ミリ以上）」にします。
「すべての雨～」の場合、実際には雨が降らなくても通知が来ることがあります。
アプリストアのレビューにも書かれてますね。
通知音は、端末に設定されている通知音の他に、人気声優？さんが「雨が接近しています！」とか言ってくれたりします。
通知時間帯は、筆者は夜寝て朝起きるまでに（※重要な連絡には応答できるようにサイレントにはしていないので）通知が鳴って起こされるのが嫌なので、開始時刻を07:00にしています。
近頃は暑くて早朝から目が覚めますけど・・・。
通知間隔は次の通知を行うまでのインターバルです。
密に通知してほしい場合は短く設定します。
プッシュ通知テストは、通知が来た時の挙動を今すぐ再現します。
※端末の通知設定によっては、実際の通知は行われない事があります。
（例：通知のブロック。機種によって名称が異なることがあります。）
雨通知（例では、通知テストで表示させています。）
通知領域にこのように表示されます。

おまけ

メイン画面で3Dボタンを押した場合、AR（拡張現実）モードになります。

背面カメラの映像に合成されて表示されます。
雨（または雪）が降っている状況になると、画面に雨（または雪）の強さに応じたアニメーションが表示されるそうです。
2Dボタンで地図モードに戻ります。
デモモードにて過去の大雨が再現されるとのことですが、徳島市にも激しい雨が降っているデモを選択しても、試した端末では降雨アニメーションは表示されませんでした。