パソコン本体も年に1度は大掃除を

年の瀬が近付いてまいりました。
そろそろ大掃除の季節です。

パソコンも本体のホコリや指紋汚れなどを掃除して
綺麗にしている方も多くいます。

しかし

パソコン内部はどうでしょうか!?
ノートパソコンなど最近の機種を見ても
CPUファンを清掃する為に、かなり分解が必要な構造が増えてきました。

外観をどんなに綺麗にしても
内部にホコリがたまってしまうと
十分に冷却できなくなりパソコンの処理能力が落ちてしまいます。

パソコンが使っていくとだんだん遅くなる原因としては
HDDの劣化も当然ありますが
内部のホコリによりCPUの冷却が不十分なケースもよくあります。

長年お使いのパソコンは、年に一度の大掃除を考えてみては如何でしょうか。
ジョイメイトは年内休まず営業しております。
お気軽にご相談ください。

パソコンは低温にも弱い

ホコリで排熱がうまくできずにCPUが高温になると
パソコンの動作は遅くなりますが
パソコンは温度が低ければ低いほど良いというものでもありません。

パソコンに組み込まれているモーター系のパーツは低温にも弱いです。
特にHDDは低温でも高温でも寿命を縮めます。

電源ユニットなどのコンデンサも低温では機能が低下して
寒い環境では電源がうまく入らないという事もよくあります。
電解コンデンサを使っているマザーボードも同じように低温は苦手です。

しかし、パソコンを使う為に寒い部屋を急激に暖めたりすると
室温とパーツ内部の温度差で結露してしまいショートする原因となります。

結露しない温度と湿度がパソコンにとって必要な環境です。

NECのカタログに書かれている温湿条件としては

適正室温 10℃~35℃
適正湿度 20%~80%
※ただし結露しないこと

とありますので、これらの数字を目安にしてみてください。
とはいえ室温34℃ 湿度79%ギリギリ範囲内だから大丈夫というわけでもありません。
直射日光が当たっていたり、壁際だったりするとパソコンが感じる温度や湿度は変わります。
また適正の湿温であっても、結露するような環境はパソコンに適していません。
寒すぎず暑すぎず、人間と同じようにパソコンも快適な環境を用意してあげてください。