Raw 画像拡張機能

Raw Image Extensionエクスプローラー(Windows ファイルエクスプローラー)上で、一眼デジカメなどのRAW(ロウ)ファイルのサムネイルが表示されるようになる拡張機能がMicrosoft Store(Windowsのアプリストア)で無償提供されています。
※すべてのカメラが対応するわけではありません。(ページ下部に対応リストのリンクあります)

サムネイルが表示されるようになるだけでなく、フォトアプリで簡易編集できるようになります。
※より詳細な編集は、専用ソフトを用いる必要があります。


どういうことかと言うと、

一般的なデジタル写真画像の形式「JPG(JPEG)」であれば、アイコン表示の代わりに写真そのものが表示されますので、何の写真か一目でわかると思います。これをサムネイル表示などと言います。
現行のどのデバイスでも標準で対応しているためです。JPGの例

ちなみに、お使いのパソコンにおいて、非対応のファイル形式の場合、白紙のアイコンで表示されます。白紙の例

一方、デジタル一眼などのRAW画像の場合、ファイル形式自体は画像ファイルであると認識されていても、標準では非対応のファイル形式の場合もあり、その場合サムネイル表示はされません。サムネイル表示がされない例

そこで「Raw 画像拡張機能」を導入すると、対応の形式となりサムネイル表示がされるようになります。RAW拡張導入後例では、ソニー様謹製のサンプルRAWファイルを拝借しております。
実はこのサンプルファイルは10年以上前のデータのためか、Raw 画像拡張機能を導入する前からサムネイル表示できていました・・・。

導入手順

  • Microsoft Storeのアプリを起動します。
    ※スタート画面などから探してください。Microsoft Store
  • 画面右上の  虫眼鏡をクリックし、検索窓を表示して、「Raw画像拡張機能」と入力します。
    RAW画像と入力した時点で目当てのものに絞り込まれます。microsoft store 検索「RAW画像」
  • すぐ下に「Raw Image Extension Raw 画像拡張機能」アプリが候補として表示されるのでクリックします。
  • 「入手」をクリックします。microsoft store 「RAW画像」入手Mircosoftアカウントがどうこうと表示されても、気にせず閉じてもらって構いません。
  • 「この製品はインストール済みです。」と表示されたら完了です。microsoft store 「RAW画像」インストール済み

対応機種リスト

Raw 画像拡張機能は、Libraw オープン ソース プロジェクトが基になっており、対応しているカメラについては、Librawライブラリに準拠します、とのこと。

(英語サイト)

サイトを開いて、Ctrl + F で検索するといいでしょう。
ctrl+f