クエリは破損しています
2019年11月13日配信のWindows Updateにより、Microsoft Access(ランタイム版も含む)を利用している業務ソフト等が利用できなくなる不具合が発生しております。
代表的なエラーメッセージとしては、「クエリは破損しています」などと表示されます。
この症状は、Microsoftもすでに認めており、来月(2019年12月)の月例アップデートにて修正予定とされています。
当該コンピュータは、以下の更新プログラムをアンインストールすることで、改善がみられます。
- KB4484119
- KB4484127
- KB4484113
その後、再びこれらのプログラムが自動的にインストールされてしまわないように、
Windows10の場合は、Windows Updateの画面で
を押しておきましょう。
複数回押下することで、最大35日間自動更新を止めることができます。
押下するたびに、更新が再開される日時の表示が変わりますので、2019/12/11以降になっていれば来月の月例アップデート配信日を超えていることになります。
なお、この表示がない場合はWindows10 バージョン1903になっていません。
Windows8.1および7のの場合は、
更新プログラムのリストにて、各更新プログラムを右クリックして「更新プログラムの非表示」でリストから除外できます。
Access 2016や2019など、Officeプログラムが新しいバージョンの場合、Windows Updateとは別の仕組みでOffice製品のプログラムの更新が行われており、上記の対処方法が通用しない場合があります。
このようなOfficeプログラムの場合、Officeプログラムの方に「更新を無効にする」オプションがありますので、2019/12/11までは無効にしておきましょう。
また、最後の手段として、システムの復元を行う必要があるかもしれません。