UTM(高性能なウィルス対策の機器)関連のサギについて
UTM(Unified Threat Management)は本当に必要?
UTMとは

WatchGuard Firebox T10
複数の異なるセキュリティー対策の機能を一つボックスに統合、集中させ、ネットワーク上の全ての通信を監視し、ウイルスに侵入されないようにするシステムです。
導入したから絶対安心とは言えません、半田病院はシステムを導入していたにもかかわらず感染し,身代金(100万円)を支払った噂があります。
導入費用は5年間で約100万円もかかります。
UTMをお勧めする指標
下記の 2つの指標で、導入するべきがどうかの是非を決めています。
指標1
メールの送受信、情報収集,情報の共有や提供、など多岐にわたってインターネットを活用し、1日に何百~何千回の通信を不特定多数とやり取りをする会社や団体。
例)徳島市役所、市民病院、障害者センター、半田病院 など
指標2
VPNなどを利用し外部からインターネットを通じて自社のコンピュータに接続させる仕組みのある会社や団体。
例)徳島市役所では多くの市民が市のデータベースに接続し、申請書などを取得しています。
徳島市民病院では市内の医院が市民病院の許可を得てデータベースに接続し患者さんのCTなどの画像を閲覧しています。
以上二つの指標を満たしていなければUTMの導入に賛成できません。お金の浪費です。
ある会社の場合
メール送受信は一日5~6通、インターネットの活用もほとんどしていません。
外部から会社のコンピューターに接続する仕組みもない。
そのような会社に100万円ものコストをかけてUTMを導入させたのはいかがなものでしょうか。
警戒してほしいのはサポート詐欺
ウイルスはいるの?
ジョイメイト全体で、一日50~70件の持ち込み、電話対応、出張メンテナンスなどがあります、
しかし健全な使い方をし、マイクロソフトのセキュリティソフト(Windows セキュリティ)で保護されているパソコンで悪質なウイルス(ランサムウエア)に感染した事例はありません。
ウイルスがいない理由
個人、零細企業、小規模の会社のパソコンは、外部から自社のコンピュータに接続させる仕組みがなく簡単に侵入できません。
たとえ侵入しデータを暗号化し解除 と引き換えに金銭(50万円)を要求しても誰も応じないでしょう。
ウイルスを作るのには多額の費用がかかります。
それに見合った金銭が回収できないのではあればサイバー犯罪者は攻撃してきません。
サポート詐欺とは
もう一つの理由はインターネットの閲覧者に対し簡単な方法(サポート詐欺)でお金を騙しとることができるからです。。
サポート詐欺とは、パソコン閲覧中に突然ウイルスに感染したかのような嘘の画面を表示させ、サイレンなどの警告音を発生させユーザーの不安をあおります。
次に画面に記載された電話番号に電話をかけさせ、言葉巧みにサポートの名目で金を騙しとる手口です。
ジョイメイトではサポート詐欺に騙されないように啓蒙していますが、それでも何百人もが電話をし、その内30~ 40人はお金を支払ったと推測されます。
直近では量販店で購入した知識のない人が400万円も騙し取られました。
ランサムウエアとは
大手企業や公共機関で被害の多いのがランサムウェアとの名称のウイルスの感染です。
侵入先のコンピューターのデータを暗号化し、解除と引き換えにユーザーに金銭を要求するプログラムです。
もしランサムウエアに感染したら
万が一感染をしても、データのバックアップさえとっておけば感染前の状態に回復させられます。
費用は再設定料金30,000円で、1~2日で使用できるようにします。
その他の悪意のあるソフトに感染しても1~2日で直しています。
バックアップは必ずしてください。
バックアップは必要
パソコンは突然の故障や不具合で、データを消失することがあります。
パソコンに保存したデータを別のメディア(USBメモリーなど)にコピーし保存しておば安心です。
安く出来る対策
消失すると困る大切なデータは下記の2つの方法でバックアップをとり、データの破損や消失に備えます。
対策1
重要な(消失したら困る)データを、自動バックアップソフトを使い
( 3~4時間ごとに or 一日一回 )( 外付けハードディスク or USBメモリー )にバックアップをします。
対策 2
ランサムウェアの感染が及ばないクラウド(googleドライブなど)に上記の方法でバックアップします。
解説
googleドライブとはインターネット上のデータ保管場所(クラウド)で
( 無料で15G 月額 250円で100G )使用出来ます。
料金
上記設定料金は5,500円で,出張料金は徳島市内の場合4,400円です。
ソフトはフリーソフトなので無料です。
(原文ママ)
元の文書: UTMは必要か