サイバー犯罪に遭遇した時はどうすればいいのか?

フィッシング
AmazonやApple、LINEからログインを促すメール
または郵便局や佐川から荷物の案内が届いた経験がある方はいると思います。

最近では郵便局からの書留配達の案内と称して
yahooニュースからコピペされた
鬼滅の刃や嵐のアルバムについての文章が貼り付けられたメールも届きました。

翻訳した変な日本語だとあからさまに警戒されてしまうから
日本語のニュースサイトからコピペしているのでしょうか?

高額な配達と称して、札束の画像と鬼滅の刃21巻の紹介文は合いません。
コミックスなら一冊数百円で買えます。
札束を連想するほど高価な物ではありません。
変な翻訳文章を辞めても、配達関係はまだ外国人だけの詐欺グループなのでしょうか
心当たりがなければ微塵も引っかかりません。
こうした意味不明な文面のメールで騙される人は少ないと思います。

しかし、AmazonやAppleなどは利用者が非常に多い。
心当たりがある人が多すぎる。うっかりアクセスしてしまい
そのままIDとパスワードを入力してしまう可能性は高いです。

そしてメール以外にも、インターネット広告に注意です。
・お使いのパソコンが遅くなっています
・ウイルスに感染しました
・脅威が見つかりました
などなど、言葉巧みにユーザーと接点を持とうとします。
電話をしてリモート操作を受けてお金を払っても何も解決しません。
むしろ状況を悪化させ、もっと搾り取れる状況に操作される可能性もあります。

これらの詐欺に関する対処法は一つしかありません。
最初から無視する。これだけです。
迂闊に飛びついてはいけません。
これは詐欺でなくとも、真偽の不確かな情報についても言えます。
緊急性がありそうなことでも、深呼吸して落ち着いて考える。
自分だけで判断しない、詳しい人に話しを聞く必要があるでしょう。

もしもサイバー犯罪の被害に遭ってしまったら

金銭的な被害が発生した場合は
もうパソコンどうこうだけの話ではありません。
警察のサイバー犯罪窓口と、利用している金融機関に連絡するのをオススメします。

こちらが警視庁の各都道府県サイバー犯罪相談窓口になります。

上記サイト内の上のアドレスがサイバー犯罪対策掲載、下のアドレスがメール受付になっています。
他の県は大丈夫かもしれませんが
徳島県の上のアドレス(サイバー犯罪対策)はサーバーエラーで表示されません。(2020年8月24日時点)
更新が停止された趣味サイトではなく
上記のリンクは警視庁公式サイトの案内なので
リンク切れが修正されるといいですね。

ちなみに徳島県のサイバー犯罪対策室はこちらのようです。
・徳島県警察 サイバー犯罪対策室
リンクが切れていて問題なのはサイバー対策掲載リンクだけで
電話番号と下段のメールフォームへのリンクは問題なさそうです。

金銭的な被害はもちろんですが
パソコンが不正アクセスされている等の被害が本当にあるのであれば
まずは第一に警察への連絡をオススメします。

警察に連絡できるということは
自分はサイバー犯罪に遭った認識ができるということです。
自覚のないままでは進歩はありません。
逆に学習できれば次は回避できます。

警察は怖い存在ではなく市民の味方です。
困った時は相談しましょう。