気軽に始められそうなクラウドストレージ

オンラインストレージのイラスト

※2020年12月に調べたときの内容です。

既に当ブログでも紹介いたしましたGoogleフォトの無制限アップロードの終了を受けて、

まだGoogleフォトが終わるわけではないので気が早いとは思いますが、月額料金が数百円程度で利用できる、気軽に始められそうな有償のクラウドストレージをいくつか見てみたいと思います。

※本記事の内容は、各webサイトの情報を鵜呑みにしただけで、実際には筆者は使用していないものもありますので、あらかじめご了承いただければ幸いです。

なお本記事では、しばらくは無くなりそうにないと思われるサービスから、写真のアップロードに焦点を当てて検討したいと思います。

それでは早速、見ていきましょう。

※2020年12月に調べたときの内容です。

Google ドライブ

まずは、そのままGoogleの思惑に乗っかっちゃう場合です。

でもその前に、無料でも容量15GBもあるので、有料プランの契約はそれを使い切ってから考えてもいいと思います。

料金は容量100GBで月額250円(または年額2,500円)(税抜)です。

また最大5アカウントまで、ファミリー会員に設定したアカウントで共有可能だとのこと。

既にGoogleフォトをお使いであれば、使い勝手はそのままだと思われます。

続きまして、

Amazon Photos

既にAmazonプライム会員の方に最有力候補なのがコチラ。

写真のデータなら無制限で保存できるとしています。
さらに某フォトと違い、自動的に圧縮することはないとのこと。
RAWデータも無制限の対象とされています。

Amazon Photosの画面にはJPEG写真しか表示されなくても、RAWデータもちゃんと容量無制限でアップロードできていました。
Amazon Driveにて確認できます。ちなみにAmazon DriveではRAWデータのサムネイル表示もされてました。
CanonやNikonみたいな最大手のRAWデータだとAmazon Photosでも表示されるのでしょうか?

写真以外は容量5GBまで(Amazon Drive)となるとのこと。

そして最大5アカウントまで、ファミリー会員に設定したアカウントでファミリーフォルダを共有できるとしています。
ファミリー会員はプライム会員である必要なし!?

Amazon Photosももちろんスマホアプリでは、写真の自動アップロードに対応しているとのこと。

既にプライム会員を長く続けられている方は、無料サービスと勘違いしてしまうかもしれませんが、
プライム会員の会費は、年会費4,900円または月会費500円(税込)がかかることをお忘れなく。
写真に限れば最強すぎるので、近いうちに某フォトの様に無制限でなくならないか心配です。

Amazon Driveの追加の料金は以下のようになっています。

  • 容量100GBの月額250円(税込)
  • 容量1TBの月額1,300円(税込)
  • 容量2TBの月額2,600円(税込)

続きまして、

Microsoft OneDrive

OneDriveは、Standalone(容量100GB)プランで月額224円(税込)だそうです。

現状では、個人用は無料のBasic(容量5GB)プランか、この100GBプランしかないみたいです。

これらと併せて記載されている他のプランはMicrosoft 365 Personalになります。
月額1,284円(または年額12,984円)(税込)で容量1TBになります。

というか、Microsoft 365 Personalは、Microsoft Officeのサブスク契約のことです。
(WordやExcel、OutlookやPowerPoint、Access、その他のセット)
この契約に、おまけとしてOneDrive 1TBが付属しています。
ひとつのアカウントで5台までアクティブにできます。

ちなみにOffice Home & Business 2019の買い切り価格は、38,284円(税込)です。
(WordやExcel、OutlookやPowerPointのセット)
この契約はサブスクじゃないですから、おまけのOneDriveはありません。
ひとつつのアカウントで2台までアクティブにできます。

一般的にパソコン購入時に初めから導入されているOffice Home & Business 2019も買い切り版ですが、この場合はパソコン添付専用版となり、そのパソコン以外には入れられません。

なので、お使いのパソコンにMicrosoft Office製品が入っていなくて、Microsoft Officeが必要な方で、OneDrive契約してもいいと思っている方には、Microsoft 365 Personal契約もアリだと思います。

逆にこの契約を前提にして、Microsoft Officeの入っていない(から割安で買える)パソコンを購入するというのもアリかも。

なおMicrosoft 365 Personalは、WindowsだけでなくMacにも導入できるとのこと。

OneDriveももちろんスマホアプリでは、写真の自動アップロードに対応しているとのこと。

続きまして、

iCloud – Apple

その名の通り、iPhoneやiPad、iPodなどApple製品をお持ちの場合、おススメのクラウドストレージです。

  • 容量5GBの無料プラン
  • 容量50GBの月額130円(税込)
  • 容量200GBの月額400円(税込)
  • 容量2TBの月額1,300円(税込)

こちらも最大5アカウントまで、ファミリー会員に設定したアカウントで共有可能だとのこと。

特に、容量2TBのプランは「あなた、そして家族のメンバー5人までが、一生分にあたるほどの写真やビデオなど、あらゆるものを保存できます。」だそうです。※公式webサイトからそのまま引用

ちなみにiCloudさんは、有償プランの中でもかなり安価なサービスになると思います。

  • Googleドライブの100GBプランは1GBあたり2.75円(年払は約2.29円)
  • OneDriveの100GBプランは1GBあたり2.24円
  • iCloudは100GBプランはありませんが、50GBプランは1GBあたり2.6円となり、
    たった130円で始められますが、特別安いわけではありません。
    一方、200GBプランは1GBあたり2円となり、
    2TBは2000GBだとすると1GBあたり0.65円になります。
    1円以下ですよ、ヤバいですね!

家族6人の一生分がたった2TBだとはとてもじゃないけど思えませんが、家族全員iPhoneユーザーとかならアリなのではと思います。

当然、写真の自動アップロードに対応しています。
もちろんWindowsのパソコンからもアクセス可能ですよ。

最後のは気軽に始められる価格ではありませんが、

Dropbox

現代でいうクラウドコンピューティングの黎明期(2006年頃が発祥とされる)である2008年からサービスを開始し、今でも残ってる老舗のオンラインストレージに特化した米国企業です。

2011年からユーザーインターフェースが日本語表記にも対応したので、日本でも使っている人は多いんじゃないでしょうか。

ただ若干お値段が高めです。

今回調べた時点では、
だいたいの無料プランは5GB(Googleは15GB)なのに対して、
コチラの無料プラン(Basic)は2GBにです。
同期できる端末も3台までとなっています。

個人向けの有料プランは、

  • Dropbox Plus 容量2 TB:月額1500円(年払い14400円(月換算1200円))(税抜)
  • Dropbox Family 容量2 TB:月額2500円(年払い24000円(月換算2000円))(税抜)
    Family(ファミリー)プランは6アカウントで容量の共有が可能

冷静に考えたら、今から始めるとなるとちょっと魅力に欠けるように思えますが…。

ちなみに筆者は、安全性を信じて以前からDropbox Basicを使っています。
今となっては容量で見劣りしてしまいますが、筆者が使い始めた当初(10年くらい前)は他のサービスの無料プランの方が容量が少なかったというのもありますし、サービス内容に一貫性があるのも信頼度に関わると思います。
先に紹介している某サービスの場合は、開始当初は別の某サービスと同じ容量で太っ腹だなぁと思っていたら、ある日突然容量はこれだけに改定します(現在の容量、つまり少なくします)と言って、その日以降になると容量の超過分を削除するか有料プランの購入を迫ってきました。
まぁ、DropBoxもBasicプランの同期台数がある日を境に3台に限定され、いっぱい繋ぎたかったら有料プランにしてねってなりまして、筆者はデスクトップパソコンとノートパソコンとスマホとサブスマホとタブレットを同期してたので、サブスマホとタブレットの同期を諦めることになりましたが。


というわけで、写真に限れば月500円で無制限のアマゾンが最高のように思えますが、個人向けの有料プランとなればiCloudがコスパに優れているのではないでしょうか。
みんなiPhone好きでしょ?

また、Microsoft Officeが必要な方は、Microsoft 365 Personalの導入もアリだと思います。

いずれにしても、どこのサービスの有料プラン(サブスク契約)を利用するにしても、ID・パスワードの管理ができない人は手を出すべきではないでしょう。