ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール

独立行政法人情報処理推進機構が主催する
「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」
こちらの応募期間が2021年9月17日(金) 当日必着までとなっています。

各県の警察本部や教育委員会が後援団体となっているコンクールです。
そして、なんと徳島県内から応募された優秀な作品に対して
徳島県警察本部サイバー犯罪対策室長賞を贈呈してくれるようです。
過去の受賞作品を見ると、教育委員会なども個別に優秀賞を選んでいるようですね。

応募資格は国内の学校かつ小学生・中学生・高校生・高専生となっています。
我々社会人は参加資格がありません!
更に応募用紙の郵送用先生応募用紙などを見る限り
学校が実施していなければ個人レベルで参加できそうにありません。
もしもこれにお子さんが関わっていれば、親子で情報モラルや
セキュリティについて一緒に考える良い機会になりそうですね。

部門は「標語・ポスター・4コマ漫画部門」「書写(硬筆)部門」「活動事例部門」
となっています。
下記の公式ページの各部門から応募用紙のダウンロードができるようになっています。

・ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール公式ページ(別サイトに飛びます)

ポスター・4コマ漫画部門の応募者には参加賞として、まもるくんという
ハリネズミのようなキャラクターのクリアファイルがもらえるそうです。

2020年の徳島県は応募熱心ランキング4位だった!

応募に熱心な都道府県ランキング2020

ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール応募統計データより引用

応募の統計データに2020年の応募に熱心な都道府県ランキングがありました。
徳島県は1万人あたりの平均応募数で4位となっていました。

データを見てみると面白いですね。
徳島県は2019年の応募数は357件だったようですが
2020年は914件にまで増えていました。
それが1万人あたりの平均応募数4位に繋がったわけですね。

各県のデータを見るのも面白いです。
毎年の授業や宿題として制作しているのか
平均して高い応募数の県もあれば
まったく存在が知られていないのか応募数が極端に低い県もあります。

石川県はすごいですね…2019年の応募数0件、2020年3件です。
2018年は300件を超えていただけに
一体何があったのかと気になってしまうレベルです。

300件が次の年には0になり、次の年でも大幅に増加しないというのは
何かしら方針が変わったか、周知の仕方が変わったか…?
原因はわかりませんが、ちょっとしたミステリーで想像を掻き立てられます。

逆に福岡県は2019年の応募数93件から、2020年2249件へと大幅に増加しています。
福岡県警のHPはサイバー犯罪などの事例もわかりやすかったり
近年ではTwitterやインスタグラム、youtubeの動画などで情報発信をしていたりと
積極的に活動をしているのが見て取れます。

それが応募数が増えたことの関係性は外野からはわかりませんが
データから見て色々と想像するのも楽しいですね。
見ているのは数字だけなのに、ちょっとしたドラマというか
ストーリーを感じずにはいられません。

ポスターなども個人レベルでの参加はできませんが
それは活動事例の参加についても同様です。
活動事例ではこのコンクールを教育に取り込んでいる学校や団体が紹介されています。
応募者名は学校長名となっていますので
校長が関心を持っていない学校では、全体的な応募数が伸びなさそう(個人の偏見です

県内すべての校長や学校がそうだと限らないと思うので
石川県の場合は教育委員会レベルで何かあるのではと邪推が止まりません。
後援団体に教育委員会も警察本部もあるので
まったくノータッチというわけではなさそうですが…?
2021年度の応募数を要チェックです!

真相を知りたいですが、知る術もないので
妄想はこのあたりでお開きといたしましょう。

徳島県の過去受賞作品では
歩きスマホに注意しようという4コマがありました。

今年はながらスマホが原因と見られる事故で
踏切内で立ち止まっていた女性がはねられたニュースが記憶に新しいです。
恐らく本人は踏切の外で立ち止まっていると思っていたであろう悲しい事故

情報モラルというのは、決してネットワーク上だけの問題ではありません。
ながらスマホというのもモラル的な問題ということです。

もしも自分が作品を作るなら、ネットワーク上のモラルや
セキュリティに関してしか思い浮かびませんでしたが
リアルの歩きスマホに目を向けるとは、さすが中学1年生の視点は柔軟ですね。

歩きながら、運転しながらなどのながらスマホはダメ絶対ですよ!