続)無料のWordやExcelがある
前回はWindows 10や11に初めからインストールされているコンパニオンアプリ(Officeアプリ)
からの使用方法をご案内しました。
今回は、
っとその前に、利用するための注意事項のおさらいをします。
利用するにはインターネット接続が必須です。
無料で利用できますが、機能限定版になります。
なお、データは基本的にOneDriveに自動保存されます。
つまり 保存を実行しても、パソコン自体にデータは保存されません。
Microsoftアカウントが必要になります。
なぜなら、Webブラウザ上で動作させ以下省略。
というわけで、今回はOneDrive(Web版)での使用方法をご案内します。
OneDrive(Web版)
- ブラウザで「OneDrive」Webサイトを探し当てましょう。
※もし偽物のログイン画面にログインすると、ログインエラー画面が表示されると同時にアカウントが盗まれます。
OneDrive
- OneDriveのWebサイトを開いたら、「サインイン」しましょう。
Microsoftアカウントをお持ちでない場合は、アカウントを作成しましょう。 - 無事サインインできれば、とりあえずお気に入りに登録しておきましょう。
パスワードをブラウザに記憶させるかどうかなどは、個人の判断にお任せします。
- ExcelやWordのファイルをアップロードしましょう。
画面にドラッグアンドドロップをするか、
「 アップロード 」でデータを選択してアップロードするか、お好きな方で。 - アップロード中は「 〇個のアイテムをアップロードしています」と表示されます。
- アップロードできたので、ためしに「 Excelデータ.xlsx」をクリックして開いてみます。
- 無事Microsoft Excel Onlineが表示されました。
番外編
ちなみに、エクスプローラーのOneDriveフォルダの場合は、Microsoft Office本体がインストールされていないと、未定義のファイルなので開きません。
未定義のファイルは白紙のアイコンで表示されます。
開こうとすると、開くアプリの指定を求められます。この画面が表示される時点で、開くためのアプリがインストールされていないか、正しく動作しない状態になっています。
少なくない方々が、ここでこじらせてしまい正しく動作しない状態で持ち込まれます。
「 常にこのアプリを使って <拡張子>ファイル を開く」にチェックしたまま誤ったアプリを選択すると、次回からその種類のファイルは誤ったアプリで開かれようとします。
次図は、Excelファイルを誤ってAdobe Acrobat Readerに関連付けた例。意味がわかる文字列が”開けませんでした”と”ファイルが破損している”という部分だけなので、この例で言うと「エクセルのデータが壊れて開かなくなった」とおっしゃってパソコンを持ち込まれる方が少なくありません。
※USBメモリを握りしめてお越しになった方は別(ファイルが破損している可能性が高い)です。
誤って関連付けしてしまった場合は、登録情報を正せば元に戻ります。
稀に登録情報を正せないおかしな状態に陥っているパソコンもありますが…。
拡張子とは、ファイルの種類を識別するためにファイルの名前の末尾につけられる文字列。
例)doc(Word)、xls(Excel)、jpg(写真)、pdf(電子文書)など。