ビデオテープの危機!?
2023年5月23日、朝のNHKのニュース番組「おはよう日本」のなかで、
ビデオテープの危機と題し、ビデオテープ等の磁気テープが2025年頃を境に再生できなくなるので、大事な映像や音声は一刻も早くデジタル化した方が良い的なニュースが流れておりました。
ユネスコ等の団体が、2025年が磁気テープを扱える最終期限だとして注意喚起しているそうです。
昭和を生きた一般人に馴染み深いビデオテープ「VHS」に関しては、2016年に船井電機がVHSビデオテープレコーダーの生産を終了したことにより、再生できる装置を新規では入手ができなくなったそうです。
2021年に、合同会社アットアイデア(京都府)は、新方式(非接触再生)のVHSビデオデッキをこれから開発し、2026年頃の販売を目指していることを発表されたようですが、本日の時点ではそれ以上の情報は出てきません。
パソコンをお持ちで、生きているビデオデッキがある場合は、 IODATA(アイ・オー・データ機器)の商品GV-USB2/HQやGV-USB2などをお求めいただくと、お手元でビデオテープをデジタル化することができます。
音声機器の場合はAD-USB2が発売中。
生きているビデオデッキがない場合でも、ビデオテープをDVDにしてくれるサービスがあります。
テープ1本あたり2~3千円からやってくれるみたいです。
ビデオテープをDVDにしてくれるサービス – Google検索
というわけで、後生大事にビデオテープを保管していても、それを再生できる機械ももう無くなるし、テープも傷んでいきますので、そんなに大事なら一刻も早くデジタルデータに変換(バックアップ)しておいた方がいいですよ、というニュースなのでした。
バックアップした後、物質的にそのテープを御本尊として祀るぶんには意味があると思います。
弊社でも昔は実施しておりましたが、生きているデッキが無くなったので現在は承っておりません。
なおGV-USB2は在庫しております。
VHSの需要低下と終焉 – Wikipedia