Windows 10 May 2020 Update

本日未明、待望の?新しいWindows10の配信がついに開始されたもようです。

Windows 10 May 2020 Update

Windows 10 May 2020 Update(バージョン 2004)は、いつものように順次配信されますので、今日からWindows Updateのオプションの更新に表示される方が稀かと思われます。

そして、いつものように手動でのアップデートは既に行えるようになっておるようですので、ご希望の方は公式サイトからダウンロードしていただいたらと思います。

Windows 10 May 2020 Updateのページ

さらに、いつものことですが大規模アップデートの配信開始直後は不具合がつきものですので、動作不全に陥っては困るような方は、すぐには適用しないようご注意ください

追記:2019 年 11 月 12 日で既にサポートが終了しているバージョン1803の場合、オプションの更新プログラムとはならず、自動的にインストールされてしまうとのことです。

2020年5月12日でサポート終了となるはずであったバージョン1809については、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響を鑑みて2020年11月10日までサポート期限が延長されました。
が、同じく自動的にインストールされてしまう可能性があるとのことです。

サポート期限が切れた状態でお使いになるのもどうかと思いますが、現在不具合まみれのバージョンに強制的にされるのもいかがなものかと思います。※オンラインの場合

不具合を簡単に紹介すると…

  • 一部の機種で、一度に2台以上のBluetoothデバイスが接続できない。
  • 一部の機種で、音が鳴らなくなる。
  • 一部のアプリで、IMEで日本語入力に切り替わらない。
  • Intel内蔵GPUでDirectX 9のゲームで動作不全になることがある。
  • 特定のThunderboltドックの着脱時にブルースクリーンになる。
  • Always Connected PC対応デバイスで、突然エラーやシャットダウン、再起動が起きる。
  • 一部のアプリやゲームでマウスが動かなくなる。
  • そもそもMay 2020 Updateのインストールに失敗する。
  • NVIDIA製ディスプレイドライバのバージョンが358.00以下の場合、ブルースクリーンやその他の障害が起こる。
  • システムの自動修復が行われた後、結果が誤った内容が表示される。

Microsoftは、いずれも現在調査中とのことです。

待てずに電源を切ってしまい壊してしまった持ち込みが、早速ありました。


なお、いつものことですが更新を適用した後の起動(再起動)では真っ黒の画面で待たされるので、待ちきれずに電源を強制的に切って、Windowsを壊してしまわないようご注意ください

電源のランプが点いている以上、使えるようになるまで何もせずにお待ちください。

待望の新機能

いくつか増える新しい機能のうち、
一般の方にとって、目玉となる機能はIME言語バーのアップデートでしょうか。

旧来のIME言語バー

旧来のIME言語バー

画面に「あ」が出るようになった頃
一時は今後はシステムアイコンに統合され言語バーは廃止されるとの噂が流れたり、ディスプレイの表示スケールが100%と異なる場合に表示に違和感が出たり、タスクバーに統合するとCAPSロックやKANAロックの表示がなぜか見えなくなったり(黒地に黒字で見えてないのかと思ってシステムの色を白地にしても結局見えないんですよね)、タスクバーに統合した言語バーが勝手に消えてしまう症状が多発していた旧来のIME言語バーが、この度リニューアルするようです。

タスクバーに統合したときの様子

タスクバーに統合したときの様子

このアップデート以降は、デザインがWindows10のシステムのアイコンのようになり、カスタムスケーリングでも表示に違和感が出たりせず、タスクバーに統合しても正常に動作するようになるものと思われます。

新しいIME言語バー(仮)

May 2020プレビュー版

ただしデザインが変わるわけですから、「前と違う」症候群の方には新たな悩みの種になることでしょう。