IEを開いたときにEdgeに自動切り替えしないようにしたい

2022年6月にIEはサポートを終了します。
それでもまだデスクトップにあるIEアイコンから
インターネットをするという方は意外と多いです。

その際、自動的にEdgeに切り替わる事がありますが
IEからEdgeにアプリケーションの切り替えが行われたことを
認識できていない場合もあります。

まるで手品のようにすり替えが行われては
見ている側は何が行われたかを把握しにくいのも無理はありません。

Edgeの画面では、今まで左側にあったお気に入りがなくなるので
お気に入りが消えた！！！と錯覚してしまいます。

本来であれば、もうEdgeを使ってくださいとなるところですが
IEに特別拘りがある場合は
Edgeへの自動切り替わりをしないようにする事もできます。

IEを開いた時にEdgeを自動で開かなくする設定

Edge(お気に入りがなくなった画面)の右上の点が３つ並んだ
「…」をクリックしてメニューを出します。
そして下の方にある設定をクリックしてください。

画面が切り替わります。
左側のメニューにある既定のブラウザーをクリックします。

既定のブラウザーをクリックしたら、右側に設定画面が出てきます。
Internet Explorerの互換性の項目にある
「Internet ExplorerにMicrosoft Edgeでサイトを開かせる」
ここが恐らく「常に表示」になっているはずです。
常に表示にしているとIEを開くと勝手にEdgeに切り替わります。

通常は互換性のないサイトのみが推奨値のはずですが
IEを起動したら左側のお気に入りが消えて困っているケースでは
なぜか常に表示が選ばれていることがほとんどです。
(IEを使っているうちに、そうした誘導があるのだろうか？)

この常に表示をクリックしてメニューを出し
「なし」にしてしまえば、Edgeに自動的に切り替わることがなくなります。

互換性のないサイトでもいいのですが
ツイッターなどに行くと切り替わるので
何が起きているかわからない場合は
またお気に入りが消えた！となってしまうでしょう。

IEではもう表示できない互換性のないサイトを
IEで閲覧して見えなかった時は、もうダメだと認識してください。
サイト側から拒否された場合は
どうやってもIEで閲覧できる状態にはできません。
その場合はいよいよIEを捨てる時です。

将来的にWindows11を使う頃には
IE自体が無効化され、使いたくても使えない状況になります。

来年6月でIEのサポート終了した後もどうなるかわかりません。
しばらく使えるのか？アプリケーションそのものが封印されるのか？
使えたとしてもYahooなどから締め出しをくらうのか？
その時になってみないとわかりませんが
どうしても今は左側のお気に入り、使い慣れたIEが良いのであれば
IEが終わるその日まで、Edgeで自動的に開かない設定にして
IEを使い続けるのも一つの手でしょう。