お使いの電話料金が安くなります

こんにちは、バイパス店の藤井です。

ここ最近、コロナウイルスの影響でテレワークが増えたことも関係しているのでしょうが、毎週のように電話料金の見直しに関する勧誘電話が掛かってきます。

この手の話は、大抵私が対応することになるのですが、どの業者も勧誘方法が不適切なので注意の意味も含めてのご案内です。

まず、いずれの業者も

来月から電話料金をお安くできるようになりましたとかお使いの電話回線の料金が○,○○○円に安くなりますなど、同じような決り文句を言います。

これは、NTT東西の光コラボレーション(以後:光コラボ)という、光回線の卸売りの仕組みを利用した契約サービスです。電話料金が安くなると行っていますが、実際は、インターネット回線(フレッツ光)の契約変更に関する営業です。

光コラボの問題については、以前もブログで取り上げたことがありますが、最近は「フレッツ光回線」と言わずに「電話料金」の見直しと案内しているようです。

フレッツ光回線の契約変更で、逆に高くなることも!不適切な電話勧誘に注意!

以前は、会社名を名乗らない業者も多かったのですが、最近は国から指導が入ったのか、会社名だけは名乗るようになってきています。さて、この光コラボの勧誘で何が問題なのかですが、そもそも「契約変更しても安くならず、むしろ高くなる可能性があるという点を無視して案内しているところです。

と言うのも、フレッツ光回線はそんなに高くありません。大抵の勧誘電話では「月額5,400円(税抜)から安くなる」などと言ってきますが、通常なんらかの割引サービスと併用して加入している方が大半で、最低でも△1,100円の割引が付きます。それに契約年数に応じて、割引額も増えるので、何をもって月額5,400円(税抜)」と言っているのか、その根拠が不明です。

ですので、正しくは「今お使いのフレッツ光回線の契約年数は何年ですか? 複数年契約していますか? 契約更新月は分かりますか? 月の回線使用料が○,○○○円より高ければ、安くなるので契約を見直しませんか?」と、ここまで聞くのが適切な案内です。こんな丁寧な案内をしてくれる業者は、ありませんし、聞かれても全部は、答えられない方が大半だと思います。

基本的に、電話勧誘での回線契約の変更はお勧めしませんので、十分にご注意ください。