iPhoneのバックアップがハードディスクを大量に消費している!?

相談者:写真も音楽もそんなに取り込んでいないのに、ハードディスクの空き容量がめっちゃ減っているんです。

お持ち込みになられたのは、750GBのハードディスクが搭載された、ノートパソコンでした。
当該製品のカタログではCドライブの容量は約618GBで、出荷時の空き容量は約585GBです。

実際に拝見させていただいたところ、確かにCドライブの空き容量が51GBとなっており、マイコンピューターのCドライブの使用状況のメーターが赤色になっています。

しかし、お客様の証言のとおりマイドキュメントやマイピクチャ、マイミュージックなどユーザーフォルダをを全部あわせても十数GBにしかなりません。

一時ファイル等をクリーンアップしてみましたが、やはり数GBしか確保されませんでした。

その後の調査の結果、iPhoneのバックアップデータが496GBもありました。

以下、iPhoneのバックアップを管理する方法を紹介します。

iTunesでiPhoneのバックアップを管理

※画像は、iPhoneのバックアップを行っていないパソコンのものです。

  • iTunesを起動します。itunes
  • メニューバーの「編集」から、「環境設定」をクリックします。編集→環境設定
  • 「デバイス」タブの「デバイスのバックアップ」の項に表示があれば、それがiPhoneやiPadのバックアップデータです。
    ※例の画像は空欄になっています。
    デバイスのバックアップ
    ここ画面にiPhoneやiPadのバックアップを取った回ごとに、リスト表示されていますので、特に差支えがなければ、必要のなさそうな回を選択しバックアップを削除していくとよいでしょう。

件のお客様の場合、歴代所有のiPhoneのバックアップが十数回分ありました。

相談の結果、直近の2個を残して削除することにしまして、300GB近く空き容量が確保できました。