遠隔操作を受けてしまう人続出
サポート詐欺にご注意ください。
電話をかけてしまい、遠隔操作をさせてしまい、料金を支払うように言われてからおかしいと思って電話を切って、それから持ち込まれる方が最近急増しています。
連休シーズンを狙っての攻勢だと思われます。
パソコンやタブレットを利用している際に、突然、“ウイルスに感染した” といった内容を示す画面とともに、音声や警告音が鳴り、サポートに連絡するよう求められることがあります。これは、お使いのパソコンやタブレットに問題が発生したように見せかけ、ユーザーをだまそうとする、サポート詐欺の手口です。
サポート詐欺では、ユーザーがインターネットを閲覧している際に、検索結果などから、偽の警告を表示するウェブサイトに誘導します。サポート詐欺の画面では、セキュリティ問題が発生しているかのような表示をし、電話をかけるよう誘導します。電話をすると、サポート代金の支払いや、お使いのコンピューターの遠隔操作を要求されます。遠隔操作を許可した場合、情報を盗んだり、データやデバイスに損害を与えたりする可能性があるウイルスなどのマルウェア、ランサムウェア、その他の不要なプログラムをインストールします。
この種類の詐欺では、ウイルスに感染している、と大きな警告を表示し、警告音をならすことで、不安をあおります。また、すぐに対処が必要、などと表示し、急いで対応するように求めます。また、信ぴょう性を高めるために、よく知られた企業の名前やロゴを悪用する場合があります。サポート詐欺の画面に、マイクロソフトの名前や企業ロゴが掲載されている被害事例も確認しています。
これらの表示はマイクロソフトから配信したものではなく、記載されている内容は事実ではありません。
遠隔操作で直してやると言ってくるので、応じてはいけません!
電話の相手はカタコトの日本語なので不信感を口にすると、マイクロソフト社員証なる偽の画像を提示してくれるので、結構騙されちゃってる?みたいです。
「家に来て直してくれ」の一点張りで撃退しましょう。
※もし応じてきても本当の住所を教えてはいけません!
最寄りの警察署の住所と電話番号を教えてあげましょう。
徳島県でしたら
徳島県徳島市万代町2丁目5番地1 ※県警本部
088-622-3180 ※サイバー犯罪課
ですが、そもそも電話した時点で負けですのでご注意ください。
また、当ブログでも、何度も話題に取り上げていますが、
ただの ‶悪質な” インターネット広告
ですので、くれぐれも釣られないでください。
加えて、MicrosoftやMcAfeeが、電話をかけさせたりすることはありません。
しかも通常、大手IT企業は本当に連絡を取りたくても電話番号が一般には明らかになっていません。
日頃、店頭で応対させていただく方々の感じからは、ご存知の方は意外と多くない印象なのですが、サポート詐欺は基本的にセキュリティソフトでは防げません。
自衛以外に方法はありませんので、まず敵を知ることから始めましょう。
当ブログをご覧の皆様におかれましては、サポート詐欺が身近な危険であることをご家族やご友人の方と情報共有をなさって、詐欺被害の未然防止の一助となれば幸いでございます。
なお、詐欺広告を引き当てた場合は、タスクマネージャーで速やかに強制終了してください。