Windows 10 バージョン 1903 の続き
~追記~
9/26以降、セーフガードが適用された機種を除いて、Windows Updateで1903にアップデートが可能になりました。
セーフガードとは、こちらの記事のようにアップデートすると不具合が発生するとMicrosoftが認知しており、未だ解消されていない機種に対してアップデートを配信しないようにする措置のことです。
パソコンによっては、次のように表示され、「今すぐダウンロードしてインストールする」とはならないパソコンもあるようです。
文章の中に、「お客様による操作は必要ありません」と書かれています。
この文言を信じると、そのうち更新の順番が回ってくるのかもしれませんし、もしかしたらお使いのパソコンには何らかの障害があるためGoサインが出ないのかもしれません。
過去には、新しいバージョンに対応していないアプリが入っていると更新できないという事例もありました。
実際にはインストールされていなくても、インストーラー(インストールするプログラム)が残っているだけでダメな事例もありました。
事例の場合は、古いウイルス対策ソフトが原因だったことが最終的にわかりました。
このような場合、どのアプリが問題なのかをにわかに判別するのが難しいケースもあります。
~追記~
アップデートや削除を実施したことにより、改善されたと思われる要素。SATAのドライバ、ネットワークデバイスのドライバ、古いiTunes、古いウイルス対策ソフト、Visual Basic等で動作する古いソフト
また、古いソフトについてはインストーラーが存在するだけでダメなケースもあります。
Intel RST(Rapid Storage Technology)の15.1.0.1002 から 15.5.2.1053バージョンがインストールされている場合は、May 2019 Update をインストールできません。
そのまま1903にならないまま月日が流れた場合、お使いのWindows10のサポート期間が終了してしまう恐れがありますので、念のためご注意ください。
現在では、リリースから18カ月でサポート期間が終了することになっています。
バージョン 1803は2019 年 11 月 12 日にサポート終了となります。
バージョン 1803では、
現在実行中の Windows は、サポートの終了が近づいているバージョンです。 今すぐ最新バージョンの Windows 10 に更新して、最新機能やセキュリティ強化を入手することをお勧めします。
というメッセージが表示されていました。
ちなみに、バージョン 1709は2019 年 4 月 9 日にサポート終了となっており、それ以前のバージョンに関しては、言うに及ばずです。
またハードウェアの内容によっては、新しいバージョンに対応しないことがあります。
旧型のAtomプロセッサ搭載モデルなどが、既にそうなっています。
※ Clover Trail世代のAtomがWindows10 バージョン 1703(通称、Creators Update)にできないとされています。
大抵はネットブックと呼ばれた小型ノートパソコンに搭載されたCPUです。
基本的に今後対応になることはないものと思われますので、その時点でそのパソコンのインターネットにまつわる寿命は終了ということになります。
ちなみにClover Trail世代のAtomプロセッサ搭載モデルについては、Windows8.1の延長サポート期間である2023年1月までは、セキュリティアップデートは提供し続けると、2017年7月に表明されているそうです。
世間ではWindows7の延長サポート期間の終了が間近なので、そのことに関する話題は多いかと思いますが、Windows10であっても実はお使いのパソコンのサポート期間は終了しているといったことがあり得ます。
これらについてのご不安は店頭にてご相談ください。
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