故 PowerPoint Viewer
PowerPoint(パワーポイント)がインストールされていないパソコンでもパワーポイントが再生できるアプリ「PowerPoint Viewer(パワーポイントビューワー)」(無償)は、2018年4月を以て配布が終了してしまいました。
それはPowerPoint 2007ベースのアプリであったため、Microsoft Office 2007のサポート終了に伴い配布も終了したのでした。
※既にインストール済みのパソコンについては引き続き利用できますが、セキュリティ修正パッチは配布されておりませんのでご注意ください。
PowerPointがインストールされてないパソコンでパワーポイントを再生しないといけないこと自体は、普通はそんなにあることではないとは思いますが、以前は見るだけならビューワー(無償)が配布されていたわけです。
例えば、資料をもらったらパワーポイントのデータだった!とかくらいですかね。
そんなPowerPoint Viewerですが、実はWindows 10に限り代替のアプリが、なんと存在しました!
PowerPoint Mobile(パワーポイントモバイル)アプリ
PowerPoint Mobileアプリは「Microsoftストア」アプリから無料で購入することになります。
ですからWindows 10に限定されるのです。
ですが、一般的なパソコンでは、ストアアプリでは検索しても普通には出てきません。
※フルバージョンのPowerPointは\15,984(税込)で購入できるみたいですけど・・・。
ストアからの購入はクレジットカードまたは、Windowsプリペイドカードになると思います。同じMicrosoftであることからXboxのギフトカードも使えるらしいです。
プリペイドカードは、いわゆるAmazonやGoogleのやつがコンビニ等で販売されていると思いますが、Windowsのは近所のコンビニでは見たことありません・・・。
ちなみにクレジットカード決済は未成年者は利用できないのだとかなんとか。
それよりも本家アプリより先に、よそのアプリが表示されることに驚きです。
ストアアプリに表示されない理由としては、スマホをお持ちなら経験されたことがあるかもしれませんが、ストアアプリはアプリの導入要件を満たす端末でしか表示されないようになっているからです。
あの人のスマホではこのアプリが入れられるのに、自分のスマホには出て来やしないなんてっていうアレですね。
それで、Microsoft Office Mobileの利用条件が「画面サイズが 10.1 インチ以下」のため、普通には出てこないのです。
※普通の、とは今日販売されている一般的な日本のパソコンの画面サイズが11インチ以上という意味です。
ところが、Webブラウザでマイクロソフトストアにアクセスした場合は、表示されるのです。
そして「入手」をクリックすると、Microsoftストア アプリが起動してきて、PowerPoint Mobileが自動的に表示されます。
※Windows 10の場合です。
あらためて「入手」をクリックするとダウンロードとインストールが始まります。
スタートのアプリ一覧にもちゃんと出てきます。
さっそく起動してみます。
読み取り専用と書かれていますね。
これぞまさにビューワーと同じということです。
※つまり編集はできません。
早速、参照からパワーポイントのファイルを開きます。
今回は手元にパワーポイントのデータがないので、ネットで無料配布されているテンプレートのファイルを試しに拾ってきました。
このように、開くことができました。
スライドショーは可能です。
というわけで、PowerPoint Viewerと同じことができるんですね。
しかもPowerPoint 2007より後のバージョンで追加された新しい機能も動くはずです。
試せないんでわからないんですけどね。
以上がPowerPoint Mobile(読み取り専用)の導入手順です。
PowerPoint Viewerが必要な方は、試してみてはいかがでしょうか。
※ただしWindows 10に限る
それではまた!