Google謹製リズムマシン登場!

誰得って話なんですけども、ええ。
The Infinite Drum Machineメイン画面

Google発のカオシレーター的存在

GoogleのAI研究チームの人たちが作成したWebアプリ「The Infinite Drum Machine

私たちの身の回りで発生するような音を集めて、AIを利用して似たような音ごとに並べ替えさせて色分けしてマッピングさせたとのこと。

このリズムマシン(ドラムマシン)は、それらの音色マップの中から最大4つまで音を選んで、リズムパターンを作成することができます。
※あえてリズムマシンと呼称していきます。

ところで、いきなり脱線しますが、
身の回りで発生する音でリズムを刻む、と言って筆者が真っ先に思い浮かんだのが、姫路環境開発さんのテレビCMでした。
このCMって、サンテレビ(兵庫県)のローカルCMだったんですね。

姫路環境開発CM
「廃棄物ドラマー篇」

このCMではバケツドラマーの方が、廃材を使った渾身のビートを刻んでおりますが、
件のリズムマシンは、淡々とビートを刻んでゆきます。

早速?見ていきましょう。

The Infinite Drum Machineタイトルhttps://experiments.withgoogle.com/ai/drum-machine/view/
Webサイトにアクセスして、「START PLAYING」をクリックすると始まります。

The Infinite Drum Machine

操作方法自体は、めっちゃシンプルです。

ウィンドウのサイズによって、画面下部のコントローラーの表示が多少変わるもよう。

画面のだいたい左下方面にある 再生ボタン 停止ボタン で、鳴らしたり止めたりします。

真ん中のツブツブ(ドット)が並んでいるところがリズムパターン配置エリアです。
発音タイミングをコントロールするとこです。
楽譜みたいなものです。
筆者には、4トラックの16ビートの1小節に見えますが、全く違うとらえ方もあると思います。

最初から、サンプルのパターンが配置されています。
小さいドットが鳴らない音符、大きいドットが鳴る音符で、それぞれクリックするたびに切り替わります。
再生するとビートが左から右に流れていき、配置したパターン通りに、止めるか壊れるまで永遠にループします。
再生中もドットは編集できます。

シャッフルボタン を押すたび、音色がランダムで入れ替わります。
再生中でも入れ替えられます。

メトロノームボタン を押すと、スライダーが表示され、動かすとリズムの再生スピードが変えられます。
数値は表示されませんので視覚的にBPMは分かりません。感じましょう。
再生中でも変えられます。The Infinite Drum Machine操作方法脳みそみたいに見えなくもない音色マップは、マウスのスクロールホイールでズームができます。
4つの が表示されていると思いますが、それらが現在選択中の音色です。
丸のそばに書かれている文字は、音色の名前です。

丸をドラッグすると音色を入れ替えられます。
再生中でも入れ替えられます。
The Infinite Drum Machine音色ズーム
音色マップをズームインすることで、音色を局所的に選択しやすくなりますが、マップ上で距離や色が近いほど音声の波形や特徴が近い、似たような音となります。

それでは、

実際にやってみました。

同じパターンでも、音色が変わると印象が全く異なりますね。

なお投稿時点では、
このWebアプリには、作成したリズムパターンの配置を記憶したり、音声としてエクスポートすることはできません。

なので、例のやつで画面ごと記録するといいと思います。
もちろんこの動画も例のやつで録画しました。

ゲームバーで画面を録画する