仕事で使うパソコンは予備があると安心

いつも使っているパソコンの予備機について考えた事はありますか?

パソコンが壊れても平気な方はいないと思います。
金銭的な負担が発生するのも困りものですが
何より業務で使っているパソコンであれば、急に壊れてしまうと仕事になりません。

特に個人事業主の方などが持ち込まれる時は
仕事に使っているパソコンが1台だけしかないケースもよくあります。

予備機の重要性

今までパソコントラブルがなかった場合
予備機を必要だと思った事がない方もいるかもしれません。

しかし、よく考えてみて下さい。

PC故障トラブル
仕事で使っているパソコンが1台しかない。

故障して業務が止まってしまった

これを救急車に置き換えて考えてみましょう。

1台しかない救急車が出動している。
もしくは故障やメンテナンスで使用できないので救急搬送が行えない

と言った状況と同じです。

去年の猛暑では熱中症搬送者数が多く
東京消防庁は予備の救急車を連日出動させる事態となりました。

・予備の救急車を連日出動させる事態に 出動件数の上位を全て塗り替えたこの7日間(Yahooニュース)

救急車の利用者が増え、出動要請が集中すると到着まで時間が掛かる恐れがあり
できるだけ支障が無いように、予備も連日出動させたとの事です。

流石は人命を守る救急車です。
予備そのものがなかったら、支障が無いように出動させる事も出来ません。

救急車と同じように、仕事で使うパソコンも不測の事態に対応できるように
備えはできているでしょうか?
救急車

単にパソコンを用意するだけでは意味がない理由

仮に予備として新しくパソコンを用意したとします。
しかし、パソコンをそのまま保管してるだけでは予備とは呼べません。

これは故障時に代替機を用意しても同じなのですが
キッティングしない事には、故障したPCの代わりがすぐには務まらないからです。

キッティングとは、PCの各種設定・ソフトウェアのインストールを行い
PCをすぐに業務で使える状態にする一連の作業の総称です。

各種設定やアプリケーションのインストール、動作の確認など
業務で使用していたPCと同じ作業ができるパソコンでなければいけません。

先ほどの救急車で考えますと
予備の救急車を持っていても
整備をしていない、車検を通していないのでは
急な出動要請があってもすぐに動かせません。

パソコンで言えば、仮にキッティング済みのPCを保管していても
久々に立ち上げたら、各種アップデートが動き出し
動作が遅くて使えない状況になる可能性があります。

予備機は常日頃から定期的にメンテナンスを行い
万全の状態でスタンバってる控えの選手でなければならないのです。

レギュラーの故障に備えてスーパーサブを用意しておきましょう。
準備運動

万が一に備えたデータの保管場所

メインパソコンが1台しかない場合
そのパソコンにしかデータが入っていない事が多いです。

せっかく万全の状態の予備機を用意したとしても
取り扱うデータがなければ仕事ができない事になります。

データ取り出し
その場合、故障したメインパソコンからのデータ移行作業が必要となり
すぐには使用できない状況になってしまいます。

そのような場面に備える為には、パソコンに縛られない
データ保存の環境を構築しておくと便利です。

オススメなのはNASとUSBハードディスクの組み合わせです。
関連記事:NASとUSBのハードディスクでバックアップ
詳しくはこちらの記事もご覧下さい。

NASだけではNASの故障には対応できないので
トラブルに備えてUSBハードディスクにもバックアップを取るワケですね。

パソコンにも予備が必要なように
データにも予備が必要不可欠なのです。

使用しているパソコンはいつどんな時に故障するかわかりません。
パソコンの予備、データの保管方法について見直してみてはいかかでしょうか?

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