Windows11 リリース日決定
Windows11を2021年10月5日から提供することが発表されました。
これにより、10月5日以降に発売されるパソコンにはプリインストールされるとのことです。
いつものように日本時間では10月6日でしょう。
なお、Windows 10から無料でアップグレードが可能としています。
当日から直ちに配信されることは稀で、大規模アップデートと同様に段階的に配信されるとのことで、マイクロソフトによると、無料アップグレードが行き渡るのは2022年半ばになる見込みとのことです。
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ただし、Windows10から無料でアップグレードが可能とはいうものの、アップグレード対象には条件がありますので、すべてのWindows10パソコンがWindows11になれるわけではありません。
先月末に、6月に発表された当初に比べて、対応CPUが緩和され正式に第7世代のインテルCoreプロセッサが新たに対象に加えられたとのニュースもありましたが、TPM2.0の条件は変わりなく存在するため、やはり2018年以前に発売されたパソコンは、一部を除いてアップグレードの可能性は絶望的であると言わざるを得ないでしょう。
下の記事中にあるリンク先のCPU対応リストは8/27付けで更新されているが、第7世代のインテルCoreプロセッサのすべては掲載されておらず、例えば第7世代のi5やi3については見当たりませんでした。
また、現在配布が停止されている、Windows11にアップグレード可能かどうかチェックするアプリの配信がまもなく再開されるとのこと。
前作では可否しか表示されませんでしたが、今作では要件ごとに対応可能か表示されるとのことです。
本記事投稿時点では未だWindows11の紹介ページでの配布は再開されていません。
が、Insider Previewの会員ページではプレビュー版が配布されているもよう。
ちなみにTPM2.0がシステムに別途備わっておれば、第6世代のCore i3のパソコンにも手動インストールではWindows11(insider preview版)はインストールできました。
※CPUにTPM2.0が元から備わっているのがインテルの場合、第8世代Coreプロセッサからです。
上記のパソコンは、TPM2.0の内蔵されていない第6世代Coreプロセッサにもかかわらず、メーカーのセキュリティに対する考えのもと当時からTPM2.0モジュールがメイン基板に実装されているのでした。
もっとも実際の理由はちょっと違うかもしれませんが…。
なおMicrosoftは、「Windows11にアップグレード可能かどうかチェックするアプリ」にて対応しないとされた古いパソコンでもISOファイルから手動でWindows11をインストールすることは制限しないことを発表している一方で、そのようなパソコンにはWindowsUpdateを受け取る権利がないと述べているようです。
※リンク先は海外ニュースサイト
ところで、Windows10 バージョン21H2は同じ時期に提供開始されるのでしょうか。
普通に考えて、既に買い控えは始まっているようですし、都会のショップなどではWindows11へのアップグレード見込み薄パソコンの処分セールも開始しているようですが、果たして…。